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エディタモード

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この記事では、エディタモードについて説明します。

【できるようになること】

  • エディタモードを理解
  • エディタモードの用途を理解
エディタモードを利用する場面

主に、ワークフローの共有やコピー時に利用されます。具体的には以下になります。

・AUTOROサポートチームへ、テキストベースでワークフローを共有
・AUTORO Assistantで作成したワークフローの貼り付け
・ワークフローのコピー
・ワークフローを直接コードで設定
・アクションのタスク名変更

 エディタモードとは

ワークフロー設定画面の「エディタモード」をTrueにすると、ワークシートをコードの状態で表示することができます。

※エディタモード項目の場所についてはこちらの記事を参照

 

 YAML:エディタモードで利用するプログラミング言語

AUTOROのワークフローは、「YAML」というプログラミング言語で設定されています。

エディタモードではYAMLコードの状態にフォーマットされたワークフローを表示しています。

エディタモードで表示されているYAMLコードは書き換えることも可能です。

参考サイト:YAML – Wikipedia

 YAMLの記載フォーマット(上級者向け)

YAMLの記載フォーマットを紹介します。

# ブラウザを開く
+open_browser_1:
action>: OpenBrowser
url: null
headless: true
  • 1行目:コメントアウト。「# コメントアウト」のフォーマットです。
  • 2行目:タスク名。タスク名の設定ルールに従います。
  • 3行目:アクション名。「(半角スペース×2)action>: ActionName」のフォーマットです。
  • 4行目以降:アクションのパラメータ。「(半角スペース×2)param: value」のフォーマットです。
  • 「:」の後には半角スペースを必ず入れます。

◇条件分岐/繰り返しのYAML

# 患者1人1人繰り返す
+for_each_1:
  for_each>:
    patient: ${patients}
  _do:
  • 1行目:コメントアウト。「# コメントアウト」のフォーマットです。
  • 2行目:タスク名。タスク名の設定ルールに従います。
  • 3行目:制御タスク種別。「(半角スペース)for_each>:」のフォーマットです。
    ※IFの場合は「(半角スペース)if>: 条件式」
  • 4行目:設定するパラメータです。
  • 5行目:「_do」

条件分岐/繰り返しの中で設定するアクションのフォーマットは、インデントが下記のようにズレます。ご注意ください。

# 真のとき
+if_1:
  if>: true
  _do:

    # テキストを作成_インデントがズレる
    +text_1:
      action>: Text
      text: 'テストです'

ワークフローの保存/実行時、エディタモード→UIモード切り替え時にYAMLのフォーマットエラーが発生する場合があります。

エラーが発生して保存・実行やUIモードへの切り替えができない場合は以下の点を確認してください。

  • 繰り返し/条件分岐にパラメータが設定されていない
  • タスク名が重複している
  • 存在しないタスクのアウトプットがアクションのパラメータに設定されている
  • コードの記載フォーマットが間違っている
  • インデントがズレている

 

ネストが存在する場合の例です。

<エディタモード>エディタモード

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