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URLに変数を利用

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この記事では、取得したURLを加工して別のページへ遷移する方法を紹介します。

【できるようになること】

  • URLを変数にしてページ遷移

 URL内部に変数を設定

ここでは、ロボットがアクセスするURLに変数を指定する方法を紹介します。

URLに変数を指定することにより、以下のようなことが可能となります。

  • 他のアクションで取得した(可変する)ID等の文字列をURLに埋め込んで、ロボットでアクセスする
  • OpenBrowser(ブラウザを開く)やGoTo(URLへ遷移)アクションのパラメータを直接いじる必要がなくなる

書き方としては、以下のようになります。

https://docs.autoro.io/actions/${変数名}

 ワークフローの設定例

今回は例として、以下のようなフローを作成します。

① ブラウザを開く
② AUTORO公式ドキュメントのURLの一部からなるリストを作成
③ ForEachでリストの各要素を繰り返す
④ 毎回別の記事を開く

URL遷移の前に、ブラウザを開いておきます。

  • OpenBrowserを設定します。
  • 適当なURLを指定します。

CreateListアクションを利用して、URLの一部からなるリストを作成します。

  • CreateListをドラッグ&ドロップして設定します。
  • 要素をいくつか追加します。 ※今回は、以下3つを追加しています。
    browser
    text
    data

次にForEachの設定を行います。

  • ForEachをドラッグ&ドロップして設定します。
  • 繰り返すリスト(iterable)に、CreateListのアウトプットを設定します。
  • 要素を格納する変数名(element)に、pathと入力します。
    ※変数名pathはあくまで例となります。他の変数名でも問題ありません。

実際にループの中にGoToアクションを設定して、遷移するURLに変数を設定してみます。

  • GoToをドラッグ&ドロップでループの中に設定します。
  • 使用するブラウザに、1.のOpenBrowserのアウトプットを設定します。
  • 遷移するURLを設定します。
    今回利用するURL:https://docs.autoro.io/actions/${path}

 

 

 

# ブラウザを開く
+open_browser_1:
  action>: OpenBrowser
  url: 'https://www.google.com/'
  lang: 'ja-JP'
  headless: true

# リストを作成
+create_list_1:
  action>: CreateList
  items: ["browser","text","data"]

# 各要素について繰り返す
+for_each_1:
  for_each>:
    path: +create_list_1
  _do:

    # URLへ遷移
    +go_to_1:
      action>: GoTo
      browser: +open_browser_1
      url: 'https://docs.autoro.io/actions/${path}'
<GoTo>URLへ遷移/変数

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