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Step1-2 ワークフローの作成

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このStepでは、簡単なワークフローを作成しながら、ワークフローの作成方法について紹介します。

以下の順番で紹介します

  1. ワークフロー作成の準備
  2. 新規ワークフローの作成
  3. ワークフローの構築
  4. このStepでのまとめ

プロジェクト作成がまだの方は、Step1の記事をご覧ください。

Step1 プロジェクトを作成

 

 ワークフロー作成準備

ワークフロー作成の準備として、Chromeの拡張機能である「AUTORO Assistant」をインストールをしてください。

これはクリック位置の指定などで使います。

インストールがお済みではない場合は、AUTORO画面左下の黒い問い合わせボタンから、AUTORO Assistantをインストールしてください。

 新規ワークフローの作成

RPAを実行するワークフローを新規作成します。

ワークフローはRPAを実行する上での作業指示書になります。
ロボットはワークフローに設定されている内容を上から読んでいき、作業を実行します。

ワークフローの作成は、以下手順でプロジェクト内から行えます。

  • 左のメニューから「フォルダー」をクリックして、フォルダー画面に遷移する。
  • [追加]→[ワークフロー作成]としてワークフローを作成する。

新規ワークフローの作成方法については、以下ページでもご紹介しております。

ワークフローの新規作成

ワークフローを作成したら、作成したワークフローを開いて、ワークフロー編集画面を開きます。

ワークフロー編集画面の見方は以下の通りとなります。

項目名内容
①ワークフローロボットへの指示一覧になります。上から順番に実行されます。
②検索アクション・制御タスクを検索できます。
③アクション・制御タスク一覧

ロボットへ指示をする各パーツ一覧です。
アクションと制御タスクについては以下ページをご覧ください。

④ガイド/インスペクターアクションの簡単な説明や、前回の実行履歴を確認できます。
⑤表示設定/変数セットワークフローの表示設定や、変数セットを設定することができます。
⑥編集ワークフローの編集画面を開きます。

各項目の詳細を知りたい場合は、以下ページもご確認ください。

ワークフロー設定画面

 ワークフローの構築

以下の項目から、ワークフローを実際に構築して、実行していきます。

ワークフローの中身を作成する際は、まず目標と手順の整理を行いましょう。

今回の目標は以下に設定します。

「AUTOROのヘルプサイトにアクセスし、ブラウザと一致するページを検索後に、表示されたページのスクリーンショットを撮影する。」

ワークフローを作成する際は、人間が行う動作を一つ一つ分解して整理することがポイントです。

今回は以下のように分解できます。

  • AUTOROのヘルプサイトを開く
  • 検索ワードを文字入力する
  • 検索ボタンをクリックする
  • スクリーンショットを撮影する
整理ができたら、AUTOROに設定をしていきましょう。

まずは、ヘルプサイトを表示するために、ブラウザを開きます。

ブラウザを開くには、OpenBrowser(ブラウザを開く)アクションを使用します。

このアクションには、URLというパラメーターがありますので、ここに開きたいURLを設定をします。
今回は弊社サポートサイトのトップページのURLを例として設定します。

  • ドラッグ&ドロップでアクションをワークフローに追加してください。
  • URLの設定欄には、https://support.autoro.io/を設定します。

設定をしてみたら、ワークフローを実行してみましょう。
ワークフローを実行するには、画面右下にある実行ボタンから実行ができます。

 

「実行する」を押すと、ロボットの操作結果を表示するセッションログ画面に遷移します。
すると、目的のページが開いていることを確認できます。

このように、ワークフローの作成の際は、細かく動作テストをしながら作成することがコツとなります。

続いて、検索ワードを入力します。

サイト上に文字を入力するには、TypeTextアクション(文字入力)を使用します。

TypeTextアクション(文字入力)には、

開いたページのどの場所に文字を入力するかを設定します。

ここで言う「場所」が「CSSセレクタ」となります。

この内、CSSセレクタは拡張機能の「AUTORO Assistant」を使用して取得します。

操作したい箇所にマウスカーソル合わせて右クリック→CSS Selectorを取得とクリックすると、クリップボードにCSSセレクタがコピーされます。

CSSセレクタを取得したら、以下のようにアクションを設定します。

  • TypeTextアクション(文字入力)をドラッグ&ドロップで追加します。
  •  ブラウザ欄には、OpenBrowserのアウトプットを設定します。(今回は自動設定されます。)
  • CSSセレクタの欄には、先ほど取得したCSSセレクタを貼り付けます。
  • 文字列の設定欄には、入力したい文字列を入力します。
    今回の場合は、「ブラウザ」と入力します。
 
設定を終えたら、ワークフローを実行してみましょう。
実行ログをみると、ブラウザと入力されているのが確認できます。

続いて、検索をする虫眼鏡マークをクリックします。

クリックは、Clickアクション(クリック)を使用します。

Clickアクションには、ブラウザとCSSセレクタを設定する必要があります。

ブラウザはTypeTextアクションと同じく、自動設定されます。

よって、CSSセレクタ(どこをクリックするのか)を設定します。

CSSセレクタが設定できましたら、Clickアクションの詳細設定を開きます。
詳細設定はアクションカード下側のマークから設定ができます。

表示された設定項目のうち、「実行後待機」を3000とご設定ください。

実行後待機は、アクションが実行された時に待機をする機能です。
ミリ秒での入力となっており、3000と設定すると3秒待機します。

実行後待機を設定する理由として、実際のサイトを操作する際に、検索を押してから次のページが表示されるまでに数秒時間がかかることがあります。

そのため、実行後待機を設定することで、ページの読み込み中に次のアクションに移行してしまうなどで、エラーが発生することを防ぐことができます。

最後にスクリーンショットを撮影します。

スクリーンショットの撮影は、TakeScreenshotアクション(スクリーンショットを撮る)を使用します。

TakeScreenshotアクションには、自動設定されるブラウザ欄と詳細設定のページ全体の機能を有効にします。
ページ全体の機能を有効にすることで、撮影範囲が画面内からページ全体に変更されます。

以上で設定が完了しましたので、ワークフローを実行して想定通りに動作するかを確認します。

最終的に、記事検索結果のスクリーンショットが実行ログに表示されていれば完了となります。

エラーが発生した場合は、左上の表示が変化します。

画面右上のボタンをクリックすると、並べ替えをすることができます。

エラーが発生したアクションが上の方に出てきますので、エラー箇所の確認がスムーズになります。

以下の手順でエラー原因を探っていきましょう

  • エラーメッセージの内容を確認する。
    • よくあるエラー集のページでよくあるエラーをまとめております。(ページはこちら

  • エラーが発生したアクションの設定に問題がないかを確認する。

  • エラーが発生したアクションに関連している他のアクションが成功しているかを確認する。

エラー内容がわからない、修正方法が不明な場合は、サポートチームへお問い合わせください。
お問い合わせ方法は以下ページでご確認ください。

サポートチームへのご質問方法

 このStepでのまとめ

このStepでは、ワークフローの簡単な作成方法を紹介しました。

基本的にはどのワークフローも今回のように、「アクションを上から順に組み合わせていく」という点で、同じ作り方となります。

そのため、以下のポイントを押さえていただければ、同じ要領で作成が可能です。

  • 手順の整理
  • 細かく実行テストをして、想定通りに動いているかを確認する。

それ以外のブラウザの操作については、以下のページにまとまっておりますので、必要に応じてご確認ください。

ブラウザ操作

次のStepでは、AUTOROで取得したデータをスプレッドシートに書き込むワークフローを紹介します。

次→Step3 スプレッドシートに書き込む

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