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ワークフローの強制終了

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この記事では、実行中ワークフローを意図した箇所で自動的に強制終了させる方法について紹介します。

【できるようになること】

  • 指定の箇所でワークフローを強制終了
  • 指定の条件になったらワークフローを強制終了
ワークフローの強制終了を利用する場面

ワークフローのメンテナンス(途中まで実行させて結果を確認したい)や、特定条件を満たした際に強制終了させたい場合などに使用します。

 強制終了(KillAtempt)

ワークフローを強制終了させるアクションとして、KillAtempt(強制終了)があります。

このアクションは、ワークフローの途中でエラーを発生させて、ワークフローを強制終了させます。

  • 実行セッションはエラーで終了します。
  • 任意のエラーメッセージを設定できます。
  • エラー時に起動するワークフローを起動できます。

 

 ワークフローの設定例

強制終了の例を2点紹介します。

ワークフローの作成途中や、メンテナンス時に任意の場所までで実行を終了させたい場合に利用されます。

IF(条件分岐)を使用すると、特定の条件を満たした際にワークフローを強制終了させることができます。

※IFの範囲内にKillAttemptを設置する形になります。

※ワークフローの詳細は、下部のワークフロー設定内容2をご覧ください

# テキストを作成
+text_1:
  action>: Text
  text: 202108

# 強制終了
+kill_attempt_1:
  action>: KillAttempt
  message: 'ここで終了する'
# リストを作成
+create_list_1:
  action>: CreateList
  items: [1,2,3,4,5]

# 各要素について繰り返す
+for_each_1:
  for_each>:
    el: +create_list_1
  _do:

    # テキストを作成
    +text_2:
      action>: Text
      text: '現在の繰り返し回数は${el}です'

    # 真のとき_繰り返している要素が3になったら
    +if_1:
      if>: ${el === 3}
      _do:

        # 強制終了
        +kill_attempt_1:
          action>: KillAttempt
          message: '繰り返し回数が${el}になったため、ワークフローを強制終了します'
<KillAtempt>強制終了

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