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ブラウザサイズを拡張してアクションを実行

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この記事では、AUTOROで利用するブラウザのページ幅・高さを拡張する設定について紹介します。

【できるようになること】

  • ブラウザの画面サイズ/解像度の変更
  • ページ幅・高さの拡張
ブラウザサイズの変更を利用する場面

以下のような場合に解像度を高める設定が有効です。
・要素が隠れてしまい、Selector not foundのエラーになる
・ ページ全体を確認したい
・ 通常のブラウザと画面表示が異なってしまう(レスポンスデザイン)

 AUTOROのブラウザサイズ

AUTOROで起動されるブラウザの画面サイズは、デフォルトでは800×600の解像度設定になっています。

画面サイズ確認サイト:https://krzm.jp/test/

 ブラウザの画面サイズを変更する

下記手順にて、ブラウザの画面サイズを変更できます。

  • OpenBrowserのアクションカードを展開します。
  • windowSizeパラメータを、クリックからのプルダウン選択、または手入力で指定します。

※@ 2とすると、デュアルディスプレイになります。

 アクション実行時のみ解像度を高くする

いくつかのブラウザアクションでは、アクションの実行時のみ、ウィンドウのサイズを1280×720にすることが可能です

設定手順は、以下になります。

  • 解像度設定ができるブラウザアクションを設定します。
  • 「詳細設定を開閉」をクリックします。
  • 「解像度を上げて実行する」をONにします。

「解像度を上げて実行する(highResolution)」の設定が可能なアクションは、以下になります。

  • Click(クリック)
  • Hover(ホバー)
  • TakeScreenshot(スクリーンショットを撮る)
  • TakeScreenshot(要素のスクリーンショットを撮る)
  • ClickPoint(XY座標でクリック)

なお、開いているブラウザの画面サイズが1920×1080の場合に「解像度を上げて実行する」をONにすると、一時的にウィンドウの幅が1280×720になります。

# ブラウザを開く(デフォルトサイズ 800x600)
+open_browser_1:
  action>: OpenBrowser
  url: 'https://krzm.jp/test/'
  lang: 'ja-JP'
  headless: true

# スクリーンショットを撮る(解像度を上げて実行ON)
+take_screenshot_1:
  action>: TakeScreenshot
  browser: +open_browser_1
  full_page: false
  type: png
  highResolution: true

# マウスオーバー(800x600)
+hover_1:
  action>: Hover
  browser: +open_browser_1
  selector: 'div#frame section:nth-child(1) > dl > dt:nth-child(11)'
  waitBefore: 3000
  ignoreError: true

# ブラウザを閉じる(800x600)
+close_browser_1:
  action>: CloseBrowser
  browser: +hover_1

# ブラウザを開く(1920x1080)
+open_browser_2:
  action>: OpenBrowser
  url: 'https://krzm.jp/test/'
  lang: 'ja-JP'
  headless: true
  windowSize: '1920 x 1080'

# スクリーンショットを撮る(解像度を上げて実行ON)
+take_screenshot_2:
  action>: TakeScreenshot
  browser: +open_browser_2
  full_page: false
  type: png
  highResolution: true

# ブラウザを閉じる
+close_browser_2:
  action>: CloseBrowser
  browser: +open_browser_2
<解像度>画面サイズ/解像度/幅/高さ/ウィンドウ

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