ワークフロー
この記事では、ワークフローの基本概念とワークフロー画面について紹介します。
ワークフローの基本概念
端的には、ロボットが実行する作業、およびその手順書をワークフローと呼びます。
より砕いて言うと、「やる主体(ロボット)」と「やること(ワークフロー)」の違いです。
ロボットは「やること(ワークフロー)」を順番に処理していきます。
「ワークフローをつくる」という抽象的な概念を抑える上で、ご認識いただく用語は以下の3つだけです。
※必ずしも覚える必要はありません。
- タスク
- アクション
- 制御タスク
例えば、机を作るため、
「天板を切り出す」→「脚を4本分切り出す」という作業を行うとします。
この時のタスク/アクション/制御タスクは図のようになります。
抽象化して説明すると、以下のようになります。
タスク
タスクは、ワークフローを構成する役割単位の各要素のことです。
砕いて言うならば、
ワークフロー上で「前の作業が終わったら、次にやること」のそれぞれを指します。
「アクション / 制御タスク」は、タスクの役割を一般化した、分類にあたる概念です。
アクション
アクションは、インプットとアウトプットを持ち、具体的な作業を行うタスクの設定に使います。
ブラウザを開く、スプレッドシートに書き込む、ファイルを保存するなど、
「どれに」「何を」などを指定して、その結果を得ます。
※詳しい説明はこちら
制御タスク
制御タスクは、条件設定に基づいて、「次にどのタスクをやるか?」を制御します。
例えばLoop(繰り返し)では、
「3回ループするまで、指定のタスクたちを繰り返す」といった指定ができます。
※詳しい説明はこちら
ワークフロー画面の説明
サイドメニューから、「ワークフロー」をクリックして遷移します。
基本的には「フォルダー」画面でワークフローを管理されることをお勧めしますが、
目当てのワークフローを手早く探したい時などに便利です。
左上のスペースには、常に新規ワークフローの作成ボタンがあります。
ワークフロー画面で作成したワークフローは、常にフォルダー外に保存されます。
※詳しい説明はこちら
※プロジェクト直下に格納できる推奨ワークフロー数は200個です。200個以上になる場合、フォルダ分けをし、プロジェクト直下に格納するワークフロー数を調整してください。