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配列/二次元配列

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この記事では、配列/二次元配列について紹介します。

Web上のテーブルデータ、スプレッドシート、Excelなどの操作をする際に知っておくと便利な概念です。

【できるようになること】

  • 配列の仕組みを理解
  • 二次元配列の仕組みを理解
配列や二次元配列を利用する場面

スプレッドシートやExcelの表(行列)情報や、Webページ上のテーブルデータを扱う際に利用されます。

 配列の仕組み

複数の要素が1つにまとまった要素を「配列」と呼びます。AUTOROではList/Arrayのアウトプット形式になっています。

配列は、次のような[]で囲まれたフォーマットで示されます。

[
"りんご",
"なし",
"もも"
]

 配列から要素を取得する

配列の中から要素を取り出すには、要素の並び順に応じて要素番号を指定する必要があります。要素番号は上(または左)から始まり、0から数え始まります

[
  "りんご",  //0番目
  "なし",  //1番目
  "もも"  //2番目
]
以下より、配列から要素を取得する方法を紹介します。
  • GetItemFromListアクションを設定します。
  • リストパラメータに配列を設定します。
  • インデックスパラメータに要素番号を指定します(変数可)。

変数を使った要素の取り出しでは、アクションのパラメータに直接要素を指定した状態で取り出しをすることができます。

  • 何らかの配列を変数に保存します。
  • ${変数名[0]}のフォーマットでパラメータに記載します。
 

 二次元配列の仕組み

配列の中の1つ1つの要素が配列になっている配列を、「二次元配列」と呼びます。二次元配列は[]の中にさらに[]で囲まれたフォーマットで表示されます。

[
["0", "北海道", "札幌市"], //要素が配列
["1", "青森", "青森市"],
["2", "岩手", "盛岡市"]
]

二次元配列を理解するためには、以下のようなアパートの図をイメージしてみましょう。

  • アパートには1階、2階、3階、4階という要素があります。
  • 各階には1号室、2号室、3号室、4号室という要素があります。

 二次元配列から要素を取得

二次元配列では、要素番号は以下のような順番で指定されています。

配列と同じく、0から要素を数え始めます。

[
  [
    "0",     //0番目の要素(配列)の0番目の要素
    "北海道", //0番目の要素(配列)の1番目の要素
    "札幌市" //0番目の要素(配列)の2番目の要素
  ],
  [
    "1",     //1番目の要素(配列)の0番目の要素
    "青森",   //1番目の要素(配列)の1番目の要素
    "青森市" //1番目の要素(配列)の2番目の要素
  ]
]

ForEachの繰り返しを利用すると、要素(配列)ごとに繰り返しながら要素を取り出すことができます。

変数を使った要素の取り出しでは、アクションのパラメータに直接要素を指定した状態で取り出しをすることができます。

  • 配列を変数に保存
  • ${変数名[0][0]}のフォーマットでパラメータに記載

 表データの取得結果は二次元配列

下記のような情報は、AUTOROでは二次元配列として取得されます。

  • Web上の表データ
  • スプレッドシートから取得した表データ
  • Excelファイルから取得した表データ

表データは、行と列からなります。これらは、以下のような意味をもっています。

  • 表データの行:二次元配列の各要素(配列)
  • 表データの列:行データ(配列)の中の各要素
<二次元配列>各要素を繰り返す/ForEach

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