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アウトプット/アウトプットの再利用

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この記事では、アクションのアウトプットについて説明します。

【できるようになること】

  • アウトプットを理解
  • アウトプットの再利用を理解

 アウトプットとは何か

アウトプットは、AUTOROでワークフローを組む上で非常に重要な概念のひとつです。

AUTOROのワークフロー(自動化プログラム)は、アクション制御タスクの集まりと言えます。ここで「1つのアクション」は、必ず「1つのアウトプット」を持ちます。

  • アウトプット:アクションの実行結果

例として、OpenBrowserアクションの場合は次のようなアウトプットを持ちます。

  • インプット(パラメータ):URL
  • アウトプット(実行結果):URLが開かれたブラウザ画面
これらのアウトプットをうまく再利用したり繋げ合わせることによって、ワークフローは成り立っています。
 

 アウトプットの再利用

アウトプットは、後続で実行される別アクションのインプット(パラメータ)として再利用することができます。

例として、OpenBrowserアクションのアウトプットをGetTextアクションに設定する場合は次のような設定になります。

◇GetTextアクションの設定

  • インプット(パラメータ):OpenBrowserのアウトプット(ブラウザ)/CSSセレクタ
  • アウトプット:取得したテキスト

この場合には、「GetTextのブラウザパラメータ = OpenBrowserの実行結果」という関係になります。

 アウトプットを別アクションのインプットに設定

アウトプットの再利用設定は、2つの方法があります。

①自動的に1つ前のアウトプットが設定される

②意図したアウトプットを設定する

前者の場合には、自動的に1つ前のアクションのアウトプットが次のアクションに設定されます。

後者の場合には以下の設定が必要です。

  • 「以前のアクションのアウトプットを再利用する」のマークをクリックします。
  • 選択可能なアウトプットが赤くハイライトされます。
  • 引き継ぐアウトプットをクリックします。

 アウトプットの再利用を解除

自動的に意図しないアウトプットが設定されてしまったとき、別のアウトプットを再設定するときなどに、アウトプット再利用を一旦解除する必要があります。
この場合の解除方法は、以下になります。

  • 設定済みアウトプットの「×」をクリックします。

 アウトプットの再利用に関する注意点

アウトプット再利用時の注意点として、以下が挙げられます。

  • ブラウザ系アクションのブラウザパラメータ(インプット)に、ブラウザ系アクションのアウトプット以外を入れると、エラーになります
    (※ブラウザ系アクションのアウトプットを格納した変数を除く)
  • StoreValueアクションのアウトプットは、インプットに指定することができません。詳細はこちら
<アウトプット>アクションのアウトプット

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