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入力されている文字を削除

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この記事では、TypeText(文字入力)アクションで文字を入力する際に、すでに入力されている文字を削除した上で文字を入力する方法と、削除しないで続けて入力する方法について説明します。

【できるようになること】

  • 文字を入力(入力先に既に文字が入力されている場合)

 すでに文字が入力されている入力欄

「すでに文字が入力されている文字入力欄」にTypeTextを実行すると、元々入力されていた文字に続けて新しい文字が入力されます。
これは以下のようなケースで発生します。

  • デフォルトで文字が入力された状態になっている
  • ループ処理で前のループで入力された文字が残っている

 

 設定方法

下記いずれかの方法によって、すでに入力されている文字を削除することが可能です。

すでに入力されている文字を削除した上で新規の文字を入力する場合、次の設定を行う必要があります。

  • TypeTextの詳細設定を開きます。
  • 「すでに入力されている値を消去する(clearValue)」の設定をONに切り替えます。

上述の「すでに入力されている値を消去する(clearValue)」の設定をしたにも関わらず文字が消えない場合が、稀にあります。(要素が特殊な場合など)
このような場合は、SendKeysアクションを使用して、ショートカットキーを送信することによって入力されている値が削除できるかをお試しください。

 

# ブラウザを開く
+open_browser_1:
  action>: OpenBrowser
  url: 'https://transit.yahoo.co.jp/'
  lang: 'ja-JP'
  timeZone: 'Asia/Tokyo'
  headless: true
  windowSize: '1280 x 720'
  useShadowDomSelector: false
  private: false

# 文字入力 テスト と入力
+type_text_1:
  action>: TypeText
  browser: +open_browser_1
  selector: '#query_input'
  text: 'テスト'
  clearValue: false
  ignoreError: true
  private: false

# 文字入力 ClearValue = False(OFF)で入力
+type_text_2:
  action>: TypeText
  browser: +type_text_1
  selector: '#query_input'
  text: 'あいう'
  clearValue: false
  waitAfter: 1000
  ignoreError: true
  private: false

# 文字入力 ClearValue = True(ON)で入力
+type_text_3:
  action>: TypeText
  browser: +type_text_1
  selector: '#query_input'
  text: 'こっとい'
  clearValue: true
  waitAfter: 1000
  ignoreError: true
  private: false

# キーを送信 ショートカットキーで入力された値を削除
+send_keys_1:
  action>: SendKeys
  browser: +type_text_3
  selector: '#query_input'
  keys: ["Control","A","Delete"]
  waitAfter: 1000
  ignoreError: true
  private: false

# 要素のスクリーンショットを撮る
+take_element_shot_1:
  action>: TakeElementShot
  browser: +send_keys_1
  selector: '#mdRouteSearch > div.elmRouteSearch.noreg > form'
  type: png
  ignoreError: false
  private: false
<clearValue>すでに入力されている値を消去する

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