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比較演算子/論理演算子

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この記事では、条件分岐設定の条件式で利用する演算子について紹介します。

【できるようになること】

  • 演算子の種類を知る
  • 演算子で式を作る
比較/論理演算子を利用する場面

条件分岐を利用する際の条件式の作成時に使用します。

 比較演算子

比較演算子とは、2つの対象を比較し、比較結果を真理値(TrueまたはFalse)で出力する役割を果たす記号を指します。

ExcelのIF関数における条件式の位置においても、よく使われています。
AUTOROでは、JavaScriptで使用される比較演算子を使用します。

 比較演算子の注意点

比較演算子の中には、「=」の数によって意味が微妙に変化するものがあります。

「===」であれば完全一致、「==」であれば一致。

  • 完全一致:値の型まで一致している必要がある。
  • 一致:同じ文字であれば型が一致している必要はない。

特に数値or文字列の数字かの場合において注意が必要です。

 論理演算子

論理演算子と呼ばれるものはおおよそ以下の4つです。

これらは、複数の条件式を組み合わせる場合などに利用します。

論理演算子記号 条件の種類 日本語 使用するケース 使用例(条件式) 使用例(日本語)
&& AND かつ 条件xと条件yの両方を同時に満たすことを確認する時 ${n > 5 && n < 8} nが5より大きい、かつ、nが8より小さい場合にTrueとする
|| OR または 条件xと条件yのどちらか片方を満たすことを確認する時 ${x == 5 || y == "特例"} xが5と等しい、または、yが”特例”と一致する場合にTrueとする
! NOT 〜ではない(論理否定) 対象や条件式が持つ真理値(True/False)を反転したい時 ${!array.length} 配列arrayが要素を持って いない ならばTrueとする
!! 二重否定 『〜ではない』ということはない 演算対象がBoolean型でない場合に、Boolean型として条件式に組み込みたい時 ${!!"管理"} “管理”をTrueに変換
<比較演算子>論理演算子/条件式

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