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スプレッドシート/ワークブックの範囲指定

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この記事では、スプレッドシート・ワークブックでの範囲指定方法について紹介します。

【できるようになること】

  • スプレッドシート/ワークブックで範囲を指定して値を取得
  • スプレッドシート/ワークブックで範囲を指定して書き込み/削除
※ご注意※

この記事では、ExcelOnline/Spreadsheetを操作時のセル範囲指定方法について解説しています。
Excel(OneDriveに保存されていない)操作時のセル範囲指定方法については、別途関連記事をご参照ください。

 範囲の指定方法

スプレッドシート/ワークブックにて値を読み込み/書き込みする際には、以下のような形で範囲を指定できます。

AUTOROのスプレッドシート/ワークブックアクションでは、「シート名 + ! + A1記法」の表記を採用しています。基本的には実際のスプレッドシートとほとんど同じ記載方法になります。

  • シート名!A1:B2

範囲パラメータは、シート名のみ指定でも設定可能です。

  • 書き込み時:指定されたシートのA1セルに書き込み
  • 取得時:指定されたシート内すべての値を取得

GetCellsやGetWorksheetCellsを使用してセル範囲の値を取得する場合、最終行の行数が不明または可変する場合があります。

この場合は、以下のような記法で、ワークフロー実行時点における対象シートの最終行までの値を取得できます。

  • シート名!A2:C

※GetBlankRowsを使用する場合は、最終行指定が必要です。
GetBlankRowsの範囲パラメータに最終行の値を指定したい場合、実際の最終行よりも大きい数字を指定することをお勧めします。

例:シート名!A2:C100000

 UpdateCellsで書き込み時の範囲指定

UpdateCellsアクションを利用してセルの値を更新する時の範囲指定には、1つのセルを指定するだけで複数の箇所に書き込みを行うことができます。

一方、範囲で指定するとエラーになる確率が高くなるため、単一セルで指定しておく方法をおすすめしています。指定する単一セルは、書き込みたい範囲の左上の角にあたるセルを指定します。

例:A1:A2という範囲指定で、3列分の配列データを書き込み

実行結果:A1:A2以外に書き込みを行おうとしたためエラーを出力。

対策:同じ配列データで、範囲指定を「A1」のみにした場合

<GoogleSpreadsheet>スプレッドシート/スプシ/範囲指定

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